2015.2.9
スマホユーザーのストレスを解消しよう
ターゲットメディア株式会社さんの調査で、スマホユーザーのストレスに関する資料発見をしましたのでご紹介します。
プライベートにおけるスマホ利用のデータですので、B to C向けの資料ですね。
プライベートでのスマホ利用は58.6%
数年前からPCの利用率は下がりはじめ、とうとうスマホが58.6%と過半数を占める結果となりました。
電車に乗ると半分以上の人がスマホを操作しているので、スマホ依存はこれからも増えていくでしょうね。
私の知り合いの方は、息子に「PCを買ってやる」と言ったのに、「たちあげるのが面倒だからいらない」と返されてしまったそうです。
若年層でのスマホ、タブレットなどの利用率はこれからも高まっていくと予想できます。
情報収集だけでなく、購買・予約等もスマホで行う
ネット利用の目的は大きく、
①調べ物やニュース閲覧など「日常的な情報収集のための閲覧」と、
②グルメ・旅行情報サイトやECサイト訪問など「行動・アクションするための閲覧(購買や予約につながる閲覧) 」
の2つに分けられます。
①は多くがスマホに移行していますね。
いつも手元にあるので、私も気になったことはすぐにgoogle先生に聞いてしまいます。
②は少し前まで、商品サービスの情報収集をスマホで行い、最終的な決定はPCで行う方が多かったのですが、
購買や予約などの最終アクションまでスマホで完結することが多くなっています。
どんな時にストレスを感じるのか?
PCに比べスマホは画面表示が遅いのがストレスという人が多数ですね。
これはデバイス側に問題がある場合もありますが、スマホとPCでは回線の速度が違うというのが一番の原因です。
表示速度を改善するためには、画像の軽量化や、css、javascriptの書き方などの制作側の技術的要素が反映される部分でもあります。
これからスマホ対応を検討している方は、制作会社にこの辺の確認をきちんとしておきましょう。
一方でPC画面がそのまま表示されることを“見づらい”と感じる人も半数以上。
ここはみなさんがで何とでもできる部分ですので、改善してユーザーのストレスを取り除くことが、みなさんの取るべき対応と言えます。
ストレスを感じると、ユーザーはどんな行動をとるのか?
ストレスを感じながらも「そのまま閲覧する」という人が最も多い結果となりました。
しかし、その人は再びそのサイトをスマホで閲覧するでしょうか?
同じような情報が掲載されているサイトがあれば、見やすい方を選ぶというのがユーザーの心理です。
ここであなたのサイトが選ばれなければならないのです。
「画面表示が遅い」はデバイスやネットワーク等のユーザーの環境に左右されてしまう場合もありますが、
「PC画面が表示されている」「フォームが入力しづらい」などは対応可能です。
機会損失を避けるためにも、改善すべきポイントです。
まとめ
今回の調査では、スマートフォンはPCに代わりWEBサイト閲覧の中心的な存在になりつつあることが分かりました。
また、その中でも注目したいのが、ユーザーはスマホでWEB閲覧をしている際にストレスを感じることが意外に多いという点。
そしてそれは、機会損失にもつながるということことです。
せっかくユーザーが訪れてくれたあなたのホームページで、ユーザーにストレスを与えることで見込み客を逃さないようにしましょう。
どうしてもPC等に比べるとスピードが出にくい…等の問題はあるにしても、「スマホ向けWEBサイト」を持つことは、自社で解決できる課題です。逆に言えば、たったこれだけのことで、ユーザーのストレスを何割か解消でき、機会損失を防ぐことができるのです。
もし、ホームページがスマホに未対応でしたら、ぜひこの機会に、ユーザー満足度向上の一環として、ホームページのスマホ対応について検討してみてはいかがでしょうか?